ジャンル「学ぶ」INDEX
美術を学ぼうとしている人へ
芸大、美大って、どんなところ?
絵ばかり描いていることろではありません。
- 美大は絵やデザインの技術を高めるだけの学校と思われているかもしれませんが、「人にどう伝えるか」は社会のあらゆる分野で求められている能力です。良いアーティストは、優れたコミュニケーターです。美大では「伝える」に必要な、分析や思考力を得るためのカリキュラムや、一般教養科目もバランスよく用意されています。
面白い学生がたくさんいます。
- 地方では、自分と趣味趣向が似ている友達が近くにいない、悩みを抱えた中高生がたくさんいます。美術やデザイン好きの仲間に出会える喜びは一生の財産になるでしょう。その中で切磋琢磨し得るものは卒業後の仕事や生活におおいに役立ちます。
コミュニケーション能力も養います。
- 制作活動では内向的で自分の世界に閉じこもりがちな高校生も多くいます。しかし、美大では作った作品を定期的に発表し、講評を受けなければなりません。特にデザイン科ではグループで企画や制作まで行う授業や、企業とコラボレートしながら進める産学共同教育プロジェクトも多数あり、複数の人にプレゼンすることも授業の一環です。
作家やデザイナーだけじゃない、多くの一般企業で卒業生が活躍中。
- 卒業生の中には、アーティストとして作品を作り続ける人やデザイナーもいますが、一般企業に就職する美大生もたくさんいます。それは、あらゆる分野において企業が提供しているサービスには、クリエイティブな要素が必要不可欠だからです。企業にとって、美大で培われてきた企画力やセンスを兼ねそなえた美大卒業生は大いに求められているのです。
これまでの当たり前を、よりよく変化させていく訓練も。
- 時代の変化の中で、使われなくなった美術品や工芸品、公共物もたくさんあります。
古き良き素材にアレンジ加え、作りかえすることにより現代社会に新しく命を吹き込むこともできます。柔軟性のある考え方、新しい発想をはぐくむ場所でもあります。 - ©めざせ☆芸大美大