
3.画材購入のアドバイス「筆編」
弘法も筆を選びます! 選びは大事です!

筆に使用される毛について
筆にはお手軽な合成毛から天然の動物の毛を利用した高級品まであります。用途に応じて自分の制作にあった筆を選んで下さい。
豚毛
もっともポプュラーな油彩筆です。豚毛は油絵具の粘りに負けない耐久性があり、一本の毛が細かく枝分かれしています。その為絵具の含みが良いです。
マングース毛
油彩筆
豚毛の次に弾力のある中硬調の毛です。シママングースはサハラ砂漠より南に生息しています。油彩筆に適しています。
タヌキ毛
油彩筆、日本画筆、水彩画筆
毛の根本が細く、先が太いために、筆は穂先に向かってふっくらとした形状になります。絵具の含みがよくしなやかな毛の質です。油彩画筆、水彩画筆、日本画筆に用いられます。
馬毛
水彩画筆
馬は軟毛の筆としてポピュラーです。ほぼ全身の毛が使用されています。特に胴と足毛が使われます。
コリンスキー
油彩筆、水彩筆
軟毛の高級筆です。シベリア地方から中国にかけて生息、雄の尾が長く優れた品質の筆となります。穂先の含みとまとまりが良いのが特徴です。
イタチ毛
油彩筆、水彩筆、日本画筆
コリンスキーより短いですが、弾力と穂先のまとまり、絵具の含みの良さを持っています。イタチ、テン、コリンスキーを含め 「セーブル」と総称されます。
オックス毛
油彩筆、水彩筆
雄牛の耳の毛を使用した軟毛の筆は丈夫です。セーブルに似て、絵具の含みが良いです。
リス毛
油彩軟毛筆、水彩筆
腰が柔らかい軟毛の筆です。弾力はありませんが、絵具の含みが大変良く、穂先 もまとまります。主に尾の部分を使用します。
合成毛と天然毛混毛
アクリル用筆、油彩筆、水彩筆
合成繊維としてつくられた毛は腰が強く、弾力もあるのですが絵具の含みが天 然毛に比べると少ないです。また、毛が反りやすい短所があります。そこでお互いの短所を補い、長所を活かし混ぜてブレンドした筆が出来ました。
筆のかたち
フラット (平筆)
フィルバート (角をまるめた平筆)
ブライト (穂先の短い平筆)
ラウンド (丸筆)
スラント アングル (穂先斜めカットの平筆)
レタッチ (穂先の特に長い平筆)
ファン (扇型筆) (平筆)
それぞれの型は油彩画の歴史から生まれてきたもので す。これらの特徴を簡単にみていきましょう。 油彩画の代表的なの豚毛で、もっともよく使う型として平筆があります。平筆といってもたくさんの種類があることがわかります。ポピュラーな型はフィルバート型とフラット型でしょう。
使い込むと角が丸くなって使いやすくなります。フィルバート型は最初から角の部分の毛先をずらして、丸みをつけていますので、初心者から専門家まで広く愛用されている型です。