色彩ノ事典
カーマイン・Carmine
ヨーロッパ原産のケルメス・カイガラムシから抽出された鮮やかな深紅色は、聖母マリアの衣など尊い血を表現するときにも使われた。
古より毛織物の高級染料であり、色名の語源になった。その後、堅牢で鮮やかな南米産のコチニール・カイガラムシが席巻した。フランドルの画家たちもこの赤を多用した。
カラーコード:#d70035
R:215 G:0 B:53
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