色彩ノ事典
弁柄色・べんがらいろ【bengarairo】
赤味が強い褐色。土中の鉄分が酸化したもので日本全国いたるところで産出していた。インド東部のベンガル地方を語源とし、東インドの酸化鉄を特にインディアン・レッドとして珍重した。酸化鉛の鉛丹に対し鉄丹と呼ぶこともあるが、実際に鉄くずを焼いて安価に顔料をつくれるようになった。
カラーコード:#8f2e14
R:143 G:46 B:20
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