色彩ノ事典
江戸紫・えどむらさき【edomurasaki】
青みがかった紫。やや赤系の京紫に対して江戸で流行った紫色をさす。江戸歌舞伎の十八番「助六」が締める病鉢巻きの色。武蔵野に自生していた紫(ムラサキ)より抽出した紫を江戸紫と称したという説もあるが、江戸時代には高価な紫根に替わって蘇芳(すおう)で染めた似紫(にせむらさき)も登場した。
カラーコード:#745399
R:116 G:83 B:153
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