色彩ノ事典
黄櫨染・こうろぜん【kourozen】
黄赤色。黄櫨とは、櫨(はぜ)の幹の木心部より抽出した黄に蘇芳の赤を加えた黄赤を指す。黄櫨染は太陽の輝く赤を象徴し、黄櫨染御袍(ごほう)は古代より天皇が重要な儀式に着用した束帯装束である。天皇以外の誰も着用することができない禁色(きんじき)であった。製法が難しいので再現性は低い。
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